|特定調停Q&A
Q1 どんな場合に特定調停を選ぶのがいいのですか?
A1 利息制限法をこした金利で長期間契約している方は、特定調停によって借金が
大幅に減額される場合があります。また、減額された借金を3年間で返済できるだけの
収入がある方に特定調停は適しています。
また任意整理と違い、裁判所が当事者と債権者との間を取持ってくれますので、
法律知識が全くない方でも利用できます。
Q2 特定調停をするとどのくらい借金が減るのですか?
A2 特定調停は利息制限法の金利に基づいて再計算をし、債務額を決定します。
利息制限法を超えた金利での取引が長ければ長いほど減額幅も大きくなりますが、
通常は2~3割の減額が可能です。
5年以上の長期的な取引がある場合は、残債が0になったり、過払い金が発生していて
お金が返ってくるといったこともあります。
Q3 特定調停の申立てをすると取り立ては止まりますか?
A3 特定調停の申立てが受理されたという受理証明書を債権者に送付することによって、
業者からの取立ては止まります。
Q4 家族に内緒で特定調停をできますか?
A4 特定調停をしても裁判所から家族に連絡がいくことはありません。
ただ、家族や親戚が保証人になっている場合には債権者から保証人の元に連絡がいきますので
ばれることがあります。
Q5 保証人に迷惑がかからないようにしたいのですが・・・どうしたら?
A5 特定調停をすると債権者は保証人に対して借金の返済を要求します。
特定調停では必ずしも全ての債務を整理しなければいけないということはないので、
保証人のついている債務はそのままにしておく事によって保証人には迷惑がかからずにすみます。
その他に、保証人も含めて債務整理をしてしまうという手段もあります。
Q6 ギャンブルや浪費が原因の借金も任意整理することができますか?
A6 自己破産と違い、特定調停では借金の原因を問われることはありません。
どのような理由でも特定調停を行うことは可能です。
Q7 特定調停をすると、ローンを組んだり、お金が借りられなくなるのですか?
A7 特定調停をした後は一定期間(5~7年位)だけ、その旨が「個人信用情報機関」に登録されます。
俗に言う、「ブラックリストに載る」という状態です。
個人信用情報に登録されている期間は一般的に金融機関は融資をしてくれません。
(あくまでもお金を貸すかどうかは金融機関独自の審査によるものなので、
貸す会社もあれば、情報が消えた後も何らかの理由で貸してくれない会社もあります。)
Q8
特定調停が成立しない場合ってあるのですか?
A8 特定調停はあくまでも話し合いなので、業者との交渉が不成立になることもあります。
調停不成立になった場合には、異なった債務整理を選択するか、訴訟を起こして争います。
債務整理とは?